キロボルトアンペア(kVA)

kVAはキロボルトアンペアです。kVAは皮相電力の単位であり、電力単位です。

1キロボルトアンペアは1000ボルトアンペアに等しい:

1kVA = 1000VA

1キロボルトアンペアは1000×1ボルト×1アンペアに等しい:

1kVA =1000⋅1V⋅1A

kVAからボルトアンペアへの計算

ボルトアンペア(VA)の皮相電力Sは、キロボルトアンペア(kVA)の皮相電力Sの1000倍に等しくなります。

S (VA) = 1000× S (kVA)

kVAからkWへの計算

キロワット(kW)単位の実際の電力Pは、キロボルトアンペア(kVA)単位の見かけの電力Sに電力係数PFを掛けたものに等しくなります。

P (kW) =  S (kVA) × PF

kVAからワットへの計算

ワット(W)単位の有効電力Pは、キロボルトアンペア(kVA)単位の皮相電力Sの1000倍に、力率PFを掛けたものに等しくなります。

P (W) = 1000× S (kVA) × PF

kVAからアンペアの計算

単相kVAからアンペアへの計算式

アンペア単位の電流Iは、キロボルトアンペア単位の皮相電力Sの1000倍を、ボルト単位の電圧Vで割ったものに等しくなります。

I (A) = 1000× S (kVA) / V (V)

三相kVAからアンペアへの計算式

ライン間電圧による計算

アンペア単位の相電流I(負荷が平衡している場合)は、キロボルトアンペア単位の皮相電力Sの1000倍に、ボルト単位の線間RMS電圧VL-Lの3倍の平方根で割った値に等しくなります。

I (A) = 1000× S (キロボルトアンペア) /(3 × V L-L(V)

中性点接地電圧による計算

アンペア単位の相電流I(負荷が平衡している場合)は、キロボルトアンペア単位の皮相電力Sの1000倍に等しく、中性点接地RMS電圧V L-N(ボルト単位)の3倍で除算されます。

I (A) = 1000× S (kVA) /(3× V L-N(V)

 

 


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